第五回企画展 土手組と教如
- [公開日:2012年2月15日]
- [更新日:2022年1月5日]
- ID:904
第5回 企画展
もう一つの関ヶ原合戦
平成16年11月12日(金)~12月23日(木)
関ヶ原合戦のもう一つの事実として、歴史上意義深い事件が安八町でありました。歴史の表舞台では、東西に分かれて武士たちが政権争いをしていましたが、それは、信仰心の厚い農民が行った一大事件といえるものです。安八町を中心とする門信徒が、東本願寺開祖となる教如を、森部光顕寺において力を振り絞って西軍石田勢から救ったのです。
関ヶ原合戦直前、慶長5年(1600年)8月、教如は関東からの帰り、家康の内通者として西軍石田勢に森部光顕寺で襲われ、辞世の句を詠むほどの危機に遭遇しました。この難を救った門信徒に対して、東本願寺の直参という特別の待遇と「土手組」の名称を与え、その労をねぎらいました。
今回は、町内外の関係者の方々より貴重な資料をお借りし展示しました。
安八町でこんな歴史的な事件があったことを再発見していただければ幸いです。
お問い合わせ
安八町役場教育委員会ハートピア安八
住所: 岐阜県安八郡安八町氷取30番地
電話: 0584-63-1515
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