第三回企画展　蓑虫山人展

蓑虫山人は、「放浪の絵師」「考古学者」「勤皇の志士」など、多彩な顔を持つ、安八出身の人物です。
山人は天保7年（1836）正月、安八郡結村に生まれ、本名を土岐源吾といいます。14歳で家を出た後は、足の赴くまま絵筆とともに全国66州を巡り、素朴でユーモラスな絵を描き続けました。
約50年にも及ぶ放浪の旅を続けた蓑虫山人。多くの業績を残しましたが、やはり故郷への思いが深かったのでしょう。61歳で故郷安八へ戻り、安住の地を求めるとともに「六十六庵」と称する博物館の建設に思いをめぐらせたのです。
今回は、主に町内の方々の貴重な資料をお借りし展示しました。これらの展示資料から、山人のあたたかい人柄や多くの業績を感じ取っていただければ幸いです。
入場無料です。ぜひ、この機会にお越しください。

3月13日（土）午後2時から

岐阜県文化財保護協会会長　太田三郎　氏

• 講演会の申し込みは、2月14日（土）からハートピア安八事務室で受け付けます。（先着100名様まで）
• 講演会は無料です。