第19回企画展 脇坂文助と木曽三川大改修
- [公開日:2012年7月8日]
- [更新日:2022年1月5日]
- ID:923
企画展 脇坂文助と木曽三川大改修
平成24年2月9日(木)~3月25日(日)
木曽三川は、太古より暴れ川として知られ、洪水を何度となく引き起こしています。江戸時代には、幕府より命じられた薩摩藩が、宝暦治水を行いましたが、洪水がなくなることはありませんでした。
天保13年に大野村(安八町大野)に大地主の家で生まれた脇坂文助は、輪中だけでは防げない、水害の恐怖、被害の甚大さを知っていました。
庄屋、戸長を務めた後、岐阜県議会議員、議長になり、河川改修を推進するために政府に「治水費国庫復旧一件建議文及弁名書」を建議しました。文助のこの行動が、明治20年(1887年)オランダ人デレーケ技師たちの設計による、木曽川三川大改修工事が始まるきっかけとなりました。
郷土安八を水害から守るために、一生涯、全財産を投じて活躍した文助に思いを馳せるとともに、業績を顕彰できたらと考えます。
※こちらの企画展は終了しました。常設展にて一部展示しています。
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