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あしあと

    天文工作・教具(オーレリー:惑星儀)

    • [公開日:2012年6月29日]
    • [更新日:2022年1月5日]
    • ID:982

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    自作の惑星儀(オーレリー)を紹介しています。どれも既製品にはないオリジナルです。公転周期などを再現していますので、会合周期も分かります。

    日食の周期がわかる太陽・地球・月の3球儀

    太陽と月、地球が1直線上に並ぶと、日食が起こります。これは、ちょうど新月の日になります。
    しかし、毎回の新月で日食が起きるわけではありません。日食になる新月とならない新月は何が違うのでしょうか?
    日食にならない新月の影は、地球の北または南にはずれたところを、西から東へと通っていきます。

    この3球儀を動かし、太陽光に見立てた懐中電灯で地球を照らすと、半年弱で月の影が、地球を通過して日食になることが分かります。そのほかの新月では日食にならないことを再現します。

    月が地球を回る公転面(白道面)は、地球が太陽を回る公転面(黄道面)に対して、約5度傾いています。この白道面の傾きはゆっくりと回転し約19年で一周しています。このしくみと地球と月の公転を組み合わせると、日食を周期的に起こさせる3球儀を作ることができます。

    日食が起きる時期を食のシーズンと呼び、1年間では2~3回訪れます。月食もこの食のシーズンの時に起こります。

    2つ目の写真は、日食になった新月です。月の影が地球に落ちているようすが分かります。多くの場合、この前後の新月時は、日食になりません。この3球儀はそのようすも再現します。

    金星の動きと会合周期がわかる太陽・金星・地球の3球儀

    回転用ハンドルを回すと、地球と金星が公転周期にあった速さで、太陽の周りを公転します。
    地球の公転面には、地球と金星の位置関係(内合、西方最大離角、外合、東方最大離角)が記されていて、地球から金星を見通すと、金星の形の変化も分かります。
    回転用ハンドルには、1月~12月の目盛があり、例えば、4月15日が内合だとした場合、次の西方最大離角は、いつごろかを調べることができます。

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