天文用語集
- [公開日:2012年2月15日]
- [更新日:2022年1月5日]
- ID:1009
A~Z
- Hα線(エッチアルファー線)
電離した(電子を放出した)水素原子が出す赤い光 - NGC(エヌジーシー)
New General Catalogueの略で、イギリスのドライヤーがまとめたもの。7840個の天体が登録されている。 - M(エム、メシエ天体)
フランスのメシエが作った、星雲や星団のカタログ。M1~M110迄の110個の天体が登録されている。彗星探しの時に間違えやすい天体を整理し、番号を付け、どこにあるかを書いてカタログにした。
あ~お
- 暗黒星雲
星雲でも、光を出さないガスのかたまりのこと。普通は見えないが、光り輝く星々をバックにすると、その黒い姿が浮き出て観測される。この中から、新しい星が生まれる。
か~こ
- 外合
惑星が、太陽の向こう側(地球-太陽-惑星の順)にくること。太陽の強烈な光で惑星は見えず、観測には適さない。 - 外惑星
地球の外側(太陽より遠い軌道)を回っている惑星。 - 球状星団
数万から数百万個の星が、狭い範囲に球状に集まったもの。 - 極大
流星群の出現やその他天体現象が、その日付近で最大となること。 - 近日点
天体(惑星や彗星など)が、太陽の周りをまわる楕円軌道上で太陽に最も近づく地点。 - 合(外合に同じ)
外惑星が、地球から見て太陽と同じ方向(地球-太陽-惑星の順)にくること。太陽の強烈な光で惑星は見えず、観測には適さない。 - 光年
光が1年間に進む距離。約10兆km。
さ~そ
- 西方最大離角
地球から見て、内惑星(水星と金星)が太陽から西に一番離れた時のこと。最大離角になったときは太陽から離れるため、観測がし易くなります。 - 散開星団
20~300個程度の星が、狭い範囲ではあるが比較的まばらに集まったもの。 - 散光星雲
銀河系内で、不規則な広がりを持って光っている星雲。生まれたばかりの星が多く、星のゆりかごと言われる。 - シーイング
シンチレーションや筒内気流他(地面からの放射熱や、空気の透明度など…)の影響を受けた星像の見え方。 - 西矩(せいく)
外惑星が、太陽の西側90度に来ること。日の出頃に南中する。
た~と
- ダークフィラメント
プロミネンスは、太陽の縁にある場合はアーチ状に見えるが、それ以外の場所で見られる場合には暗い筋状に見える。この暗い筋のこと。 - 太陽フレア
太陽表面上にある黒点のまわりで、短時間(数分~数時間)に起こる巨大な爆発現象。 - 筒内気流
太陽表面上にある黒点のまわりで、短時間(数分~数時間)に起こる巨大な爆発現象。 - 東矩(とうく)
外惑星が太陽の東側90度に来ること。日没頃に南中する。 - 東方最大離角
地球から見て、内惑星(水星と金星)が太陽から東に一番離れた時のこと。最大離角になったときは太陽から離れるため、観測がし易くなります。
な~の
- 内合
内惑星が、太陽と地球の間に入り太陽と同じ方向(地球-惑星-太陽の順)にくること。太陽の強烈な光で惑星は見えず、観測には適さない。 - 内惑星
地球より太陽に近い軌道を回る惑星。水星と金星。
は~ほ
- プロミネンス
太陽表面から炎が吹き出すように見える現象 - フレア(太陽フレア)
太陽表面上にある黒点のまわりで、短時間(数分~数時間)に起こる巨大な爆発現象。
ま~も
- メシエ天体
Mの欄参照
や~よ・ら~ろ・わ
- 留
惑星の順行と逆行が移り変わる時の現象およびその時刻。この時、惑星は一時停止して見える。 - 流星群
流れ星の中で、ある一点から放射状にいくつもの流星が見られるもの。 - 流星痕
明るい流星が流れた後に残る明るい雲のようなもの。 - 連星
輝く恒星2個が、互いに回りあっているもの。
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